うつ病
私がうつ病だと診断されたのは2015年10月だった。
夏頃から少し調子が悪いなと感じていて、秋には気づいたら泣いているような日々が続いて辛かったので病院に行った。
初めはこんな些細なことで精神科に行っても良いものなのかと悩んだけど、「自分が辛いと感じたら行ってもいいんだ」という様な文言を見て受診を決めた。
受診を決めたとは言え、私の辛さなんて大したことないんだ!と思っていたので、うつ病ですと告げられた時は勿論驚いた。けれどもそれと同時に少しホッとした。
私のこの不安や辛さは正体不明のものではなくうつ病というものなんだと。
それから通院を始めた訳だが、親に言えなかった。誰にも言えなかった。
処方された薬は頓服のみだったためコッソリ飲んでいた。
しかし秘密にしていることに対する罪悪感からそう長く隠すことは出来なかった。
話してしまえば少しは楽になったけど、病気になってしまったという罪悪感は消えなかったし、今もまだある。
手紙を書きたい
以前と比べると大分安定しているとは思うけど、まだまだ不安定さは残っているので、いつかもっと安定したら1番苦しんでもがいて居た頃の私にお手紙を書いてあげたい。
もう苦しくないよ、大丈夫になるよって。
そのお手紙が書けるようになるのがずっと先だったとしても良い。少しずつ、ゆっくりでも前に進めたなら幸せなことだから。
未来の私、元気ですか?もう薬なしでも生きて行けてますか?そういう性分なのは分かっていますが、くれぐれも無理はし過ぎないでくださいね。